★外科とは?

手術、つまり、メスや特殊な機器や器具を用い体内へとアプローチし、それらを駆使することで患者さんの病気や怪我を治療する診療科目、それが外科です。

内科も部位や専門によって細分化されていますが、同じように、脳神経、心臓血管、整形、形成、美容などと細分化されています。
それぞれに内容が異なり、求められる知識や技術ももちろん異なってきます。

将来性という観点から見たときには非常に重要な存在となることは確かであり、今後、需要が高まることは間違いありません。
しかし、内科のように転職先・転科先としては人気がない診療科であることも確かです。

転職先・転科先として外科の人気がない理由①

いくつか理由があるのですが、一番は、一朝一夕では担うことができないため。
内科での診察や治療が楽であり簡単であるとは言いません。
しかし、手術を行う医師にはセンスが求められ、非常に高度な技能を持っていなければ、それを行うことが不可能。

そもそも、他の診療科で働いていた医師が、転職によって手術を行うポジションに就くことは非現実的です。
内科への転職とは比べ物にならないほどハードルが高く、例えば上で示したような、整形から美容へという転職は考えられるものの、門外漢と言えるほど手術経験のない医師が外科医として再出発をするということはまず考えられません。

転職先・転科先として外科の人気がない理由②

ほんの少しでもミスがあれば、それが患者さんの死に直結することもあり、医療ミスと呼ばれるものの多くが手術中に行っていることも事実。

もしそのような事態となれば訴訟を起こされたりなどのリスクもあるため、それを敬遠して外科医になることを避ける医師も少なくはないのです。
これも、転職先として考える人がいない理由です。

画像出典元:http://qbiz.jp/article/23942/1/

★今後も需要は高まることは確実

ただ、需要は間違いなくありますし、今後も高まることは確実。
医療の進化に伴い、例えば再生医療などによって、これまで手術を受けられなかった人がそれを受けられるようにもなります。
手術の幅や内容が広がることは確実であり、やりがいのある診療科となることは間違いありません。

また、高齢化社会となれば、特に整形分野での需要は飛躍的に高まるでしょう。
美容への意識の高まり、これも無視はできず、全体で見ればこれほど社会に求められている分野もないはずです。

★外科は求人がなくて困ることが無い科目

リスクやプレッシャーなどから離職率が多い科目としても知られているため、転職先が見つからずに苦労することはまずありません。
もちろん、元々この診療科で働いてることが条件とはなりますが、求人がなくて困るということにはまずならないと思っておいて間違いないでしょう。

転職するなら、転科というよりも環境の変化や収入アップ、あるいはステップアップなどを考慮してのことでしょうが、将来の日本を支えるためにも、留まってもらいたい診療科目の一つと言えます。

画像出典元:http://ryuzo-production.com/fail_trouble/p_167.html