★内科とは?

内科は、身体の内側にある不具合を、薬剤などによって治療していくことを専門とした診療科目です。

内臓などに疾患があり、外科的な手術を行わず治療できるのであれば、その診察や治療などを担います。
薬剤などのみならず、もちろん医療機器や器具等を用いることもあり、また、患者さんの生活習慣を見直させることによって症状を改善したり緩和したりするのもこの診療科目の役割です。

内科は、一言では言い表せないほど奥が深く、そして分野が多岐に渡るのも大きな特徴です。
各病院によって多少の違いはありますが、循環器、消化器、呼吸器などの診療科に分かれており、それぞれ専門の医師によって診察や治療、指導などが行われています。

内科を選択する医師が多い理由①

分野や専門性が幅広いということもあり、医師の数も非常に多いのが特徴です。
また、医師が転職によって担当する診療科を変更する時にも、この内科を選択することが多いと言われています。

その理由は、知識や経験などが重視され、技術的な部分は外科医などと比較しても、その多くを求められないからでしょう。
この言い方では少々語弊がありますが、外科医は手術などを行うため圧倒的な技術を必要とし、ミスは許されません。

その一方で、外科的な手術を伴わない治療では、薬剤の量やタイミング、適切な診察や指導などが行えれば問題なく責務を果たせるため、プレッシャーや負担なども比較的軽いと考えられています。

もちろん、外科医と同様にミスが許されるわけではありませんが、この点が、転科する医師が多くいる理由であることは間違いありません。

内科を選択する医師が多い理由②

また、将来に渡って需要が増すと見られていることも、転職する医師が増えている理由です。
高齢者が多くなれば外科的な手術を必要とする人ももちろん増えるのですが、健康意識への高まりから、それよりも慢性的な疾患を抱える高齢者が増えると考えるため、需要が増すと見れているのです。

少し前までは外科的な手術を要する疾患でも、投薬等で治療が行えるようにもなってきました。
これも需要が増えると考えられている要因のひとつ。

★供給過多になる可能性も否めない

しかし、転職する医師が増えるということは、供給過多になる可能性も否定できないということ。
そうなれば、この診療科に限っては報酬が減ったり働き先が見つからなくなるという懸念も出てきます。

確かにニーズは増えますが、数十年後には医師不足も解消されると見られている中、特に若い医師は単純に将来性ということだけで決めるのは避けた方がいいのかもしれません。

患者さんと直に触れ合うことができ、そこにやりがいを感じるなど、内科医としての仕事の内容や中身、それらと自らの能力や考え方などを照らし合わせて転職先として選ぶのかどうかを決断すべきでしょう。