★整形外科とは?

人の身体は主に骨と筋肉によって構成されています。
もちろん臓器が存在し皮や血液なども必要不可欠な存在なのですが、骨格を形作っているものは紛れもなく骨と筋肉であり、それに臓器などが守られているのが人の身体。

その骨や筋肉、あるいは骨と骨とを繋ぐ役割を担っている関節、これらの疾患に対しての治療や研究を行うのが整形外科医の仕事です。

人の身体は頭から足先まで骨が存在し、正常な生活を送るためには、これがまず正常な状態を保っていなければいけません。

しかし、健康な人でも日々の生活によって徐々に骨が変形し、関節に負担をかけ、やがて日常生活に支障を来すような事態になることも珍しくはありません。
もちろん、先天的な要因による疾患を患う人もいます。
整形外科医は、そうした骨や関節、筋肉に関しての疾患を正しく診断し、適切な処置や治療を行なっていきます。

整形外科医に重要なこと①「適切な治療内容を選択」

具体的な病気としては、骨折や外傷、リウマチや骨などにできた腫瘍などがあります。
また、靭帯や腱、神経なども範囲となり、これらに関する幅広い知識が求められます。

治療によって目指すのは、まず、痛みを軽減させる、あるいは完全に無くすこと。
そして、通常の、あるいは正常な運動機能を取り戻すことなど。

そのためには投薬なども行いますが、整形外科と言われているわけですから、当然手術も行います。
また、保存的療法、つまり手術などによる治療ではなく、出血させることのない治療法で改善を図ることもあります。
疾患や症状などによって適切な治療内容を選択する必要が出てくるのです。

整形外科医に重要なこと②「コミュニケーション力」

痛みは本人にしか分からず、運動機能の回復は本人の努力も必要となるところ。
単に手術を含む治療を施したからといって、それで完結するわけではありません。

治療後は他の診療科に委ねることしかできないケースもありますが、患者さんとのコミュニケーションも整形外科にとって重要な仕事となります。

★手術の技術やそれに伴うプレッシャーが非常に大きい科目

転職先として人気の診療科であるかと問われれば、そうとは言い切れないという答えになるでしょう。
その理由は、その他の外科と同じように、手術などの技術を必要とするからです。

脳神経外科や心臓血管外科などと比較すれば、同じ外科でもリスクは低いのかもしれません。
それでも外科的手術を伴う限り、そのプレッシャーや必要とされる技術は非常に大きなものとなります。

★老若男女・様々な環境で生活している人に需要がある

需要という点で見た時には、もちろん高い。
子供から高齢者まで需要があり、また、スポーツ選手、立ちっぱなし・座りっぱなしの仕事をしている人、部活やサークルなどに勤しむ人など、どのような環境で生活している人でもお世話になる可能性が高いのがその理由です。

また、高齢者が増えれば骨粗鬆症や関節痛、転倒による骨折などのリスクも増えることが予想されるので、需要はますます増えていきます。
ニーズだけでなく年収も高く安定しており、しばらくはこの傾向が続いていくはずです。