★麻酔科とは?

他の診療科目から麻酔科へ転科・転職する人は決して少なくありません。
特に外科からの転科が多く、これは手術に耐えうるだけの体力がなくなってしまったり、より患者さんと近い距離で医師としての仕事を行いたいといったことを理由にしている人が多いようです。

もちろん、麻酔科医として行う仕事の内容に魅力を感じたために転職した人も多々います。

実際にメスを握ることはなくとも、手術室での業務を体験できる、これも医師としては非常に貴重であり重要な経験。
転職希望者に限らず、少しずつではありますが人気が高まっている理由はこういうところにもあるようです。

手術が必要になれば、そこには必ず麻酔が必要になります。
麻酔そのものが特殊な医療行為となるため、麻酔科標榜医の資格のみならず、その行為を行うための十分な経験と知識が欠かせません。

麻酔の失敗によって患者さんが命を落とす可能性があることを考えれば、これがどれだけ重要な仕事なのかはわかるはずです。

麻酔科医に必要な能力①「外科医や患者さんとのコミュニケーション能力」

実際に手術を行う外科医とコミュニケーションを取り、また、実際に手術を受ける患者さんともコミュニケーションを取りながら、施す麻酔に関しての決定を行っていきます。

患者さんの家族などに対しての説明も重要な役割であり、それに必要な計画も丁寧に立てていく能力が求められます。


麻酔科医に必要な能力②「注意深く見守り臨機応変に対応する能力」

手術中にも麻酔の管理を行い、トラブルがないよう注意深く見守り、必要であれば臨機応変に対応しなければいけません。

手術後には患者さんの様子を踏まえ、必要であれば緩和ケアなどにも携わります。
痛みや症状を和らげ、回復を見守ることも業務内容の一部となるのです。

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★手術の件数も増加に伴う人手不足

転職する価値があると断言できるのは、人手が不足している現状があるからです。

人数そのものは増えているものの、それにも増して手術の件数も増加しているため、それに追いついていないのが現状です。
つまり、需要は尽きることなく、転科する先の選択にも困ることはないと考えられます。

★麻酔科への報酬が高いので転科する医師も多い

報酬を理由に麻酔科へ転科する人も少なくありません。
需要があるにもかかわらず人手が不足している現状を考えれば、報酬が高いのは当然ですし、そこにも転職する魅力があるのは確かなこと。

そもそも麻酔科が存在しない病院もあります。
そうした病院の場合には外から専門医に来てもらい、施術を施してもらいます。
裏を返せば、勤務医であっても、このような形で他の病院に非常勤として出向き仕事を増やすこともできるわけです。

また、この診療科目はフリーランスとしても人気。
フリーで働くことに興味があるのであれば、その選択肢も排除するべきではないのかもしれません。